夜明け歩くゾンビ

以前同居していたスペインポルノプロレス泉という、金はなけりゃあゴミは捨てない、掃除もしないし裸で踊る女のおめこを照明で照らすバイトをしている極めて自堕落な男が部屋でたまに「う~~~~~~~殺してくれ~~~~~~」という大して意味のない独り言をつぶやいていた。俺は便所掃除なんかしながら
「いや死ぬことまで他人にやらせるな!!!!!!自分でやれ!!!!!」と思っていた。思っていたし普通に口にも出していた。
そんな泉や俺やさす中やスト貫の共通の友達が、100万を獲った。ある分野の新人賞的なものの大賞に選ばれて、100万円が入ることが確定したらしい。とうとう完全な同い年の明らかな身内から、その道でおまんまを食べられるやつが現れてしまった。売れたら返してくれよなんて感じで、そいつとちゃんと働いている熊谷の全奢りで受賞が決まった日の夜に朝まで過ごした。長い付き合いの友達が100万円を獲るなんて最高でしかないし、楽しい夜だったことに間違いはなかったのだけれど、帰り道で一人「売れて返す?????いつ俺売れて返せるんだ???????????????????う~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~誰か~~~~~~~~~この最高な夜明けの今、殺してくれ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」と独り言をつぶやいていた。あの頃の泉みたいに。「うるせえ、てめーで死ね!!!!」と歌舞伎町のゴミを漁るカラスが鳴いていた。

進むべき方角は分かっている。それに向けての準備も徐々にだが進んでいる。自信と度胸だってちゃんと育ってきている。だけど全然足りていない。足りてないし間に合うのか???とっくに見放されるべき段階まで菌がまわってしまっているゾンビが、まだ自分だってちゃんとした人間だと勘違いしているだけなのではないか。たまたま周りに才ある食えている人がいるだけなのに。
なんてマイナス思考が現状への言い訳だということすら自覚しているので性質が悪い。ゾンビ菌なんかよりよっぽど救えない。無償の楽しさなんて味わうべきではない立場で、それを享受してしまった罪悪感から逃げたくて言っているだけだ。おとなしくたゆまぬ努力さえ続ければ全然間に合うのだ。だまって喫茶店でネタを考えてればいいんだよ、お前なんか。二度とオールなんてするな。健康で文化的な生産性のある生活を送れ。ああ、でも今日トンツカタンさんのオールナイトライブに呼んでもらったんだった。ゲストの囲碁将棋の根建さんと初めて喋れるなあ。うわ~~~~~~~でけ~~~~~~。めっちゃ良い人~~~~~~~~フワちゃんおもれ~~~~~~~~奢られるビールうめ~~~~~~楽しい~~~~~終わっちゃった~~~~~~~~~~~~帰るか~~~あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~誰か~~~~~今、殺してくれ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
道玄坂のカラスが「黙って帰って風呂入って寝ろ」と鳴いてた。

毎日楽しいなあ



[PR]
# by romehoso | 2018-06-23 13:03 | Comments(0)

梅雨に入っている。完全に梅雨だ。どっからどうみても、どの角度で考えても梅雨だ。全く安心して洗濯物が干せない。「梅雨明け」なんて言葉があるけれど、明けたとて全く快適ではない気候が待っているのが解せない。4月ぐらいの快適さが花粉無しで出待ちしていろ。

出待ちといえば、「出待ちの差し入れなにがいいですか」という話題に最近何回か遭遇しました。この間のトークライブの質問用紙に書かれていた気がするし、XX大島が他所で「小麦粉を使った差し入れはもう勘弁」と述べていたらしい。大島のナルシズムを見習いたい。あんなに堂々とされたら格好いいと思う以外の選択肢がどんどん消去されていていく。ナルシズム芸とでも呼ぼうか。大島ピロートーク音声集みたいなのユーチューブにアップしないかな。激濡れ必至だ。
差し入れの質問にはそれを踏まえた上で「小麦ですら嬉しいですけどねえ」と返せばよかった。粋芸だ。「何だって嬉しいし、何だって本当に嬉しくはない」という返しもアリだった。これは哲学芸。
ドリンクを演者に差し入れられるロフト系のライブが先日あって、運ばれてきた酒を当たり前の顔をして飲んでいた自分に結構後悔している。あの態度をとってしまったせいで後日配信をみたくなくなってしまった。そもそも「今日めっちゃ酔っぱらお~~~~」とか思って会場に入っていた。つまみとチェイサーをコンビニで買って。全然粋じゃなかった。宅飲みのテンションだった。アーメン。

色んな事に対して、慣れている場合ではないのである。慣れて、雑にやることにすら慣れるなんてのは愚の骨頂だ。しばらく月20本ぐらいのペースでライブに出ているが、大事なライブに照準を合わせるためとかぬかしてなんとなくライブをこなしてしまったこともここ何回かあったので今一度喝を入れよう。パーティーパープルも始まりの町も、全然もっとウケれた。
「ルフィの懸賞金が上がったらしいで。俺も頑張らんといけんなあ」とママタルトのひわちゃんが言っていた。なんたる殊勝な精神か。この前のライブで、楽屋のママタルトのネタ合わせが全力すぎて芸人全員が聞き入って最後の「ありがとうございました」でスタンディングオベーションが起こっていた。ネタ時間をはかっていたストップウォッチは2分58秒を示していて、本当に完璧な着地だった。見習うべきはあの気持ちの注ぎ方なのです。
そう思うと、自分の周りの面白い人で目の前のことに全力をつくさない人はいない。みんな馬鹿みたいに真面目に取り組んでいる。かが屋も凄い。19時から始まる事務所ライブに11時ぐらいに会場に入って練習してるときがあった…気がする…。俺は好きな人へのバイアスのかけかたが半端じゃないので大して信用はしないでほしいが。


あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ウケてえ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

[PR]
# by romehoso | 2018-06-17 19:45 | Comments(0)

事務所ライブ告知

中野から東中野までの早稲田通りを歩くと神社が結構あって、そのほとんどにセコムのシールが貼ってあった。初詣で家内安全を祈ったりするけれど、その神社がセコムに入っているのはなんかアホみたいだ。なんかネタになりそうでどうにもならなかったのでどうかこの場にて、安らかに成仏してください。

HOLDスイッチを入れていないのにHOLD状態になるのでずっと使っていなかったウォークマンがなんかのきっかけで直ったので半年ぶりぐらいに入っているものを聞いていた。特段音楽に精通しているわけでもない。生活音よりは幾分か愉快なのでずっと流していたぐらいで、音楽を聴くという目的で音楽をきくことなんてそんなになかったかもしれない。
聴力っていうのは消耗品らしい。筋肉のように鍛えることはできず耳の中の繊毛が減っていけばそれだけ聞こえる音が減っていくそうで。限りある己が繊毛を、わざわざすり減らして聴いていた僕のウォークマンに入っている曲達は、僕に何を残してくれたのだろう。

ユーチューブにのせられているいる古き良き曲のコメント欄をみると「中学生だけど、学校のみんなが聴いている今の曲なんかよりよっぽど良い」なんて投稿がたまにあるのだけれど、流行曲を必死に追って好きな子にバンプのMDを貸したり(余裕で振られた)、エルレガーデンの英語の歌詞をカタカナで覚えようとしていた自分の中学生時代は思い出すと今では結構笑えるので決して無駄じゃないと思えるけどな。そんなレスをしたらキモおじさんとして通報されかねないので放っておくけれど。

今だって忘れたくない瞬間がいっぱいある。忘れたくない日の帰り道に聞いた音楽は、時限爆弾のようにいつかの未来に作動して思い出を掘り起こす作業を助けてくれるのでしょうか。
いくつもの微笑ましい思い出をその身に詰め込んで死ねたら、とりあえずは生きていた意味というやつは残せたと思いたい。葬式ではもちろん、オレンジレンジの花を流そう。

~事務所ライブの告知~
6月10日『ライジングオレンジ』
開場16時30分
開演17時
場所 新宿fu
出演
サスペンダーズ
かが屋
バーニーズ
スタンダップコーギー
ちぐはぐ
ヘルマン
おべんとばこ
きしたかの

暗転中の音楽はpe’zmockの「青白い街」です。


[PR]
# by romehoso | 2018-06-08 15:47 | Comments(2)

6月6日

ブレナイという8組ぐらいの芸人がネタとコーナーをやる1時間ぐらいのライブがある。6月3日にもあってかなり盛り上がっていてそこから2日間ライブがないのだが、むちゃくちゃスケールの小さい燃え尽き症候群みたいになっている。
ネタ中にマイクがだんだん下がっていて気づいたらまえだまえだがネタやるんかぐらいの高さになっていたので「アハ体験かと思ったぞ」とつっこんだらえらくウケてその夜”アハ体験”でエゴサーチしてしまった。茂木健一郎でもアハ体験でエゴサーチをしたことはないだろう。
テニスのヒンギスが10代で4大大会3冠を達成してやる気がなくなっていったというエピソードを1000回ダビングしたみたいな話だ。26歳が、ブレナイの後に少しだけ燃え尽きている。ボヤ騒ぎにもなるわけない。月2でブレナイに出ているのにブレきっている。

今あだち充のH2を全部読み返すことで、人生の本質みたいなものに気付けるのでは?と思う時期が定期的にある。最近もそれがいらっしゃったので漫画喫茶でぶっ通しで読んだが、暗くて狭い場所でAVをながら見して読むもんじゃないなということに気づけただけだった。腰が痛い。
木根の完投の話に対するハードルが毎年上がってしまっている。越えてくるけど。古賀春華がひたすらに良い子。でも俺はひかりが好き。34巻ぶっ通しがきつかった。一日で読むならラフの方が多分向いている。ラフは短さも最高。短いもんは良い。映画もお笑いもできれば90分以内が良い。

今こうしている間にも、26歳の自分の今が終わりに近づいてしまっていっている。今楽しいんですと、最近俺はやたらと口にしている。
それほど苦しまずにネタ案が出てきていたりもするし、相変わらずお漫才はお下手だけれど少しは肝が据わってきているのかもしれなくて、話したい人と地に足ついて話せる機会も増えてきた気がする。
できないこととやれることの分別がついてきて、やれることのなかでやりくりすることの面白味がある。やれなくたってそれはそれで面白くなれるんだし。お笑いってのは業の肯定だと誰かが言っていた。談志かな??人さえ殺していなければ大抵のことは笑える。
単純に芸歴を重ねていけばみんなこうなっていくのかもしれないけれど。実際楽しい気分でいられることは昔よりずっと増えているのでそれを意識的に口にしていたらちょっとした躁鬱野郎だと何人かに思われているらしい。全然色んなものに落選しているのに楽しいとかほざいているので。

22,3歳の時にはさっさと30歳になりたいと思っていた。こんな高齢化社会で、20代前半の若造のいう事で世間様がわざわざ笑うわけないし(四千頭身と東京ホテイソンの手によってそんなことは雑魚の言い訳だと証明されましたが!!!!!!)目が覚めて起きたら、たゆまぬ研鑽というやつを7年間続けた30歳の自分になっていてほしかった。感謝の正拳突き方式で。お笑いを置き去りにする俺。
けれど少林サッカーで一番楽しいのは仲間が集まっていくシーンで、今がひょっとしたらそうなんじゃないのかと最近ふと思う。文化祭の準備と一緒だ。買い出しにドンキに行っている時が一番楽しかった。
だとしても文化祭の準備中に「文化祭って準備中が一番楽しいよな」と口にするやつはキモイし、うるせえ準備しろと思われるだろうから確かにこんな気持ちはあんまり口にするべきではないのは当然だ。文化祭まであと何日かも全然分からないし、まだまだ一学期の健康診断ぐらいの段階ですらないのかもしれないんだぞ。そもそもその文化祭本当に開催されんのか????

”俺はまだ見えないその先が知りたい 残された時間は驚くほど短い”と呂布カルマ師匠が言っていた。さっさと次のステージにいかないと、お客さんの顔を全部覚えてしまいそうだ。東京の非吉本お笑いライブは多分250人ぐらいのお客さんでぐるぐる回している。
光の速さで過ぎ去っていく今を、一分一秒も無駄にするな。今ここにいないダチ公のためにも。
要するに、アハ体験でエゴサーチなんかしてんなという話。


[PR]
# by romehoso | 2018-06-06 00:03 | Comments(0)

5月27日の日記

今やっているアベンジャーズがマーベル映画の過去作(18作品ぐらい)観終わるまで毎日徹夜して劇場で3000円ぐらい払って4DXかIMAX3Dでみても完全におつりがくるレベルで凄かったのでお伝えしておきます。
リアルタイムに劇場でアベンジャーズインフィニティーウォーがみれるのは全時代の中で今だけなんですよ。

昨日は元同居人の熊谷の結婚式に行った。3人で2年半ほど一緒に住んでいた男。熊谷はテレビ局でバラエティを作っていて俺は芸人になって、もう一人の同居人、泉はストリップ劇場でおめこを照らして収入を得ている。あと芸人としても復帰したみたいだ。ソニーに入ったらしい。
こちらの金銭事情に気を使って熊谷が「ご祝儀はつつまなくていいから」といってくれたのでラッキ~~~~~~なんて思って会場に向かったが、芸人席の中でもその言葉を真に受けていたのは俺だけだった。貫太も中田も包んでいた。
熊谷が粋とだらしなさを混濁しているやつだということを忘れていた。熊谷の言葉を真に受けると痛い目をみるのだ。その日も「スーツ暑すぎるな。」と当日午前にLINEをしたら(俺が芸人になった一番の理由はスーツを暑い日に来たくないからと言いたいぐらい俺はスーツが嫌い)、「別に偉い人とかいないし舞台衣装とかでいいよ~」と言っていた。あれも真に受けていたら会場で唯一スーツじゃない男になっていた。スーツじゃないしご祝儀ももってこない男はヤバすぎる。いやご祝儀持ってこない時点でやばすぎるのだろうけど。
根布谷a.k.a元ロメロ関根(俺の元相方)や久保田もいた。久保田は雑誌アフタヌーンの何やらの候補に残っていた。すごい。立派なやつだ。二人ともまだ童貞らしい。
熊谷の親父は音響屋を40年近くやっているらしく披露宴もこっちの方が落ち着くからという理由でずっと見えづらいところで音響をやっていた。粋なんだかシャキッとしたくないのかよく分からないところがとても熊谷の親父っぽかった。

同居人のよしみで俺と泉が披露宴の司会をやる。
冒頭の自己紹介「熊谷和也くんと我々は2年半ほど同居していて、彼がテレビ局のディレクター、僕は芸人、そして隣の泉が『ストリップ劇場の照明をやっています。』」のかましで
まずまずの笑いをいただく。
「女性の裸を照らして飯を食っています。」と足して追加点。おめことは言わない。披露宴でおめこと言ってはいけないことぐらい俺にだってわかる。いい年した男3人で部屋を借りるのは中々に大変で、ゲイか大麻密造者だと思われるらしい、というルームシェアあるあるを披露する必要もなさそうだった。
流石、バラエティ制作に携わる男がチョイスした披露宴メンバーだ、とてもあったかい。あいつの地元、横浜のもうちょうい奥の方の人たちは懐の深い人たちが多い。泉のあえて野暮なことを言うガヤ
・「新郎が新婦の腰に手を回しております」
・「この電報だけ、着払いです」
などがかなりハマっていた。若武者だったら確実に残留していただろう。
熊谷の高校の同級生が、長渕の乾杯をウクレレで弾いていたのだが震災後の自衛隊を奨励したときの長渕の完コピで凄いセンスしてるなと感心してしまった。

結婚式ぐらい分かりやすく幸せというものにベクトルを向けているイベントは、本人たちは気疲れして大変でしょうがないなとは思ったけれど、見ている側としてはやっぱり気持ちのいいもんなんですね。末永くお幸せにって普通に思ったな、混じりけなしの好意。
あとは新婦さんのドレス姿をみんなきれいだねというが、かわいいねって言っているやつがもしいたらなんか気持ち悪いだろうなって思いました。
司会席からみる芸人席はどこがそう思わせるのか分からないがやっぱりめちゃくちゃ貧乏そうで、確かにこれからご祝儀とる気はあんまり起きないだろうなと身に染みた。司会代ということでギャラを少しもらった。ご祝儀を払っていないので人の結婚式で黒字が出てしまった。なんてこった。

二次会もあったが、マッソの加納さんとガクヅケの木田と吉祥寺の居酒屋(火花で出てくるポコ天と肉芽が出るところ)に行く約束をしていたので断った。一生に一度であろう元同居人の結婚式の二次会と、極めて冷静に天秤にかけた結果こっちを優先した。Netflixの火花、俺のブログの100倍エモくて面白いので本当におすすめです。3人とも熱心な視聴者でした。
司会代をここで使わずいつ使うと思ってテーブルに出したけれど加納さんが全部払ってくれた。300神谷ポイントだった。帽子が似合っていた。
木田が終電なのにウチの最寄駅までついてきたので、結局使っていない司会代もあるし寿司屋に入った。太ったバイセクシャルで夜勤明けの、下北のライブに出るのに鷺ノ宮から往復17kmチャリでこいだやつに寿司おごるために司会やったんじゃないんだけどなあ。



[PR]
# by romehoso | 2018-05-28 19:27 | Comments(0)